中華料理などで使われるキクラゲですが、スーパーで見ると実はそんなに安くない値段で売られています。
そんな高級食材キクラゲは実はお風呂場で簡単に栽培できます。
また、成長が早く、毎日大きくなることが目で見てもわかるため、育てるのが楽しいです。
観察が楽しいので夏休みの自由研究にもオススメです。
この記事ではキクラゲのお風呂場栽培についてご紹介します。
キクラゲお風呂場栽培のやり方
生キクラゲを購入しようと思うと、1kg当たり3000~4000円くらいかかります。
高級食材であることがわかりますよね。
これがキクラゲ栽培用の菌床を購入すると1500~2000円くらいで済みます。
うまくいけば 菌床1つで1kgのキクラゲを収穫できます。
では具体的に栽培方法を見ていきましょう!
菌床を購入する
まずはキクラゲの菌床を購入しましょう。
キクラゲの菌床はホームセンターでも買えますが、時期によって置いていない場合もあるので、ネットでの購入がオススメです。
アラゲキクラゲという種類のキクラゲが主流です。
お風呂場に菌床を設置する
菌床を購入すると準備の説明書が書いてあると思うので、ビニールに切れ目を入れたりするなど購入した菌床に合わせて準備をしましょう。
菌床の準備ができたら大きめのバケツに菌床を入れて、ビニール袋をかぶせたら、お風呂場の空きスペースに設置しましょう。
毎日水をかける
毎日バケツから取り出して、シャワーで水をかけましょう。
できれば朝晩と一日2回かけた方がいいですが、朝が大変な人は夜だけでも大丈夫です。
お風呂に入る時に水をかければ十分です。
これだけで3週間~4週間後には新鮮でプリプリなキクラゲが楽しめます。
お風呂場がキクラゲ栽培に向いている理由
キクラゲはご存じの通りキノコですので、湿度の高いお風呂場は生育に適した環境なのです。
こちらをご覧ください。
これはお風呂場に設置した湿度計のデータです。
平均湿度77.4%とかなり高いです。
何も管理しなくてもこの湿度がキープされます。
さらにこちらをご覧ください。
こちらは温度のデータになりますが、7月の平均気温が26.1℃で最高でも29.6℃です。
キクラゲは比較的高温には強いので気温であればキクラゲにとってもかなり快適です。
キクラゲ栽培最大のポイント
実はキクラゲ栽培で一番大事なのは「酸素」です。
酸素がないと酸欠を起こしてムーミンのニョロニョロみたいなキクラゲになります。
お風呂の唯一の弱点がシャンプーなどがかかってしまうことです。
これを防ぐためにビニールをかぶせるのですが、ビニールをかぶせることで酸素不足になりますので、もしビニールをかけるのであればふんわりをかけることを推奨します。
これだけでもだいぶ酸欠は防げます。
実際私はお風呂場でのキクラゲ栽培方法で、1つの菌床で3回の収穫に成功しています。
まとめ
私が菌床の購入実績があるショップはこちらです。
また私のように温度・湿度をデータ化したい方はこちらのSwitchBotの温湿度計をお試しください。
高級食材キクラゲを栽培して新鮮な生キクラゲを美味しくいただきましょう!
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