家庭菜園はやってみたいけど、マンション住まいでお庭がない。
野菜は育てたいけど、虫が苦手。
そんな方には水耕栽培がオススメです。
水耕栽培は場所も選びませんし、虫もつきません。
毎日観察もできて、すごく楽しくてオススメな栽培方法です。
屋外での栽培では時期によっては始める時期を選ぶ必要がありますが、水耕栽培は室内栽培なので基本的にはいつでも始められます。
この記事を読んで興味を持ちましたらぜひ水耕栽培にチャレンジしてみてください。
水耕栽培キットの使い方
今回は水耕栽培キットで誰でも簡単にできる水耕栽培の方法を紹介します。
私は実際に栽培キット使って、いろいろな野菜を水耕栽培で育ててきました。
バジル、サラダ菜、サンチュ、その他もろもろ・・・
こういう野菜ってスーパーで買うと高いですよね!
少ししか使わないのに。。
水耕栽培はこういうちょっと欲しい系の野菜に向いています。
わざわざ畑まで行かなくてもちょちょっと必要な分だけ収穫できちゃいますしね。
![しょちお](https://hannobiyori.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_0542.jpg)
では、キットを使った水耕栽培のやり方を見ていきましょう。
水耕栽培キットを購入する
水耕栽培を始める場合は水耕栽培キットを用意しましょう。
オススメはこちら
U-INGという会社が作っている「Green Farm Cube」という製品です。
室内に置くことが前提とされていて、お部屋に溶け込むシンプルなデザインですよね。
インテリアとしても素敵です。
![](https://hannobiyori.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_4306-2-1024x682.jpg)
![しょちお](https://hannobiyori.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_0746.jpg)
我が家ではキッチンに設置しております。
キッチン家電はモノトーンが多いのでよくなじみます。
キットを組み立てる
まずは野菜が育つ培地を作っていきます。
キットにはスポンジが付属していますので、こちらを使いましょう。
付属のスポンジがなくなっても100均で売っているような台所用のスポンジでも全く問題ありません。
色付きのスポンジを使うと見た目もキレイで楽しいですよ。
台所用スポンジは2センチ四方くらいに切って、タネを入れるための丸い溝を作っておきましょう。
スポンジができたら、ケースの穴に詰めていきます。
藻の発生を防ぐために使わない穴は付属のキャップでふさいでおきましょう。
これで培地は完成です。
![](https://hannobiyori.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_5436-2-288x300.jpg)
養液を作ろう
水と液肥を混ぜて養液を作っていきます。
水耕栽培は土から栄養を取ることができないので、液肥という液体の肥料を使って育てます。
キットには液肥も付属しておりますのでご安心ください。
付属の液肥は少なめなので使い切ってしまったらこちらをお使いください。
液肥の王道「ハイポネックス」です。
えー!でも液肥ってどうせ怪しい化学肥料なんでしょ?なんて疑い深い方、ご安心ください。
「有機液肥」というものがあります。
これは有機栽培用の液肥ですので、安心して使える肥料です。
液肥のボトルには適量が記載されておりますので、決められた量を守るようにしてください。
「Green Farm Cube」の容量は2リットルですので、それに合わせて液肥を混ぜましょう。
液肥が少なすぎると成長が悪くなりますし、多すぎると藻が発生する原因になります。
![しょちお](https://hannobiyori.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_0744.jpg)
ここは慎重に!
種を撒く
容器に液肥を入れたら、先ほどスポンジで作った培地に種を撒いていきましょう。
タネもキットについてきますが、市販のものでも大丈夫です。
「Green Farm Cube」 ではレタス、サンチュ、大葉などの葉物野菜、ルッコラやターサイといったベビーリーフ系、パセリ、バジル、パクチー、ミントなどのハーブ系が作れます。
また小さいものであれば、実ものや根ものも作れちゃいます。
培地に種を2,3粒ずつ入れていきましょう。(複数発芽したらあとで間引きます。)
いよいよ水耕栽培開始
養液もできて、培地にタネを撒いたら準備完了です。
養液の入った容器に培地をセットしてカバーをかぶせましょう。
電源ボタンを押したら、ファンが回る音がして、いよいよ水耕栽培開始です!
最初はLEDがまぶしいと感じるかもしれませんが、しばらくしたら慣れます。
やっぱりまぶしいという方は、キットごと食器棚に入れてしまうなど、気にならない場所に設置しましょう。
これが場所を選ばない水耕栽培の良さでもあります。
「Green Farm Cube」 は初期設定では18時間LEDを照射し、夜間は光が和らぎます。
電気代はひと月で約227円くらいです。
ひと月も経てば野菜が育ちますので、安いものですね。
養液が減ってきたら、新しい養液に入れ替えましょう。
![しょちお](https://hannobiyori.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_0545.jpg)
では、水耕栽培で野菜が育つ様子をご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
キットを使えば誰でも簡単に、いつでも水耕栽培が始められます。
見た目もおしゃれですしね。
しかもお部屋の中に緑があるというのも癒しです。
また、室内にあることで観察が容易にできます。
夏休みの自由研究などにもいかがでしょうか?
実は根っこが観察できるように左側手前の培地は取り外せるようになっております。
興味を持ったらぜひお試しください。
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