収穫までの期間が短く、家庭菜園でも人気のラディッシュ(二十日大根、はつか大根)ですが、丸いラディッシュがなかなかできないと悩んでいませんか?
ラディッシュが丸くならないのには原因があり、その原因を解消することで誰でも簡単に丸いラディッシュが作れるようになります。
私もラディッシュは毎年作っていますがこの方法を実践して丸いラディッシュを作り続けています。
この記事では、丸いラディッシュを簡単に作るポイントを紹介します。
記事を読み終えると、誰でも丸いラディッシュを作ることができるようになります。
ラディッシュが丸くならない2大要因
家庭菜園でラディッシュが丸くならない原因の多くは以下の2つです。
原因2.日当たりが悪い
これらを正しく対策をすればしっかりと丸いラディッシュを育てることができますので、しっかりと対策をしていきましょう。
原因1.株間が狭い
ラディッシュを丸くするのに最も重要なのは株間を空けることです。
株間が詰まっていると隣り合うラディッシュに邪魔され、形が悪くなります。
ラディッシュに限らずですが根菜は周りの環境に左右されます。
株間は最低でも4センチ以上は空けましょう。
すじまきはNG?
ラディッシュの栽培方法を検索すると、種をすじ(条)まきにするという情報が非常に多いです。
しかし、ラディッシュは発芽率の高い野菜でもありますし、あえてすじまきをする必要はないと私は思います。
すじまきをすると発芽後に間引きが必要になりますが、この間引きをしっかりと行わないと、隣り合う株との間隔が狭く、ラディッシュが丸く育つのを阻害します。
であれば、最初からすじまきはせずに株間を4センチ以上空けて種まき(点まき)をする方が間引きの手間も省けますし、形の良いラディッシュを育てることができます。
私も最初はネットの情報に従ってすじまきをしていましたが、間引きの手間と間引きをし損なった時のいびつな形のラディッシュに嫌気がさし、今では種まきから株間をあけることで、間引きなしでまん丸ラディッシュを作ることができています。
ラディッシュは「段まき」がオススメ
また、ラディッシュは収穫までの期間が短いので、「段(だん)まき」をオススメします。
段まきとは、時期をずらして種をまくことで、継続的に収穫を楽しむことです。
ラディッシュの種は株間を空けてまき、1,2週間したら1度目の株の間に種をまけば、隣り合うラディッシュの成長を邪魔することなく、継続的に丸いラディッシュを収穫できます。
原因2.日当たりが悪い
日当たりが悪いとラディッシュは光を探して徒長します。
徒長すると株が全体的にヒョロヒョロになるので、可食部の根っこにも大きく影響してしまいます。
特に根菜の徒長は致命的ですので、徒長してしまった場合は日当たりの良い場所で種の植えなおしを検討しましょう。
ラディッシュは種まきから収穫までの期間が短いので早めに判断して植えなおすのが良いと思います。
それでも丸くならない場合は・・・
家庭菜園ではこれら2つの原因であることが多いですが、それでも丸くならない場合は以下が原因かもしれません。
・連作障害
・カリウム不足
気温が高い
ラディッシュは比較的冷涼な環境を好みますので、暑すぎると生育不良を起こします。
連作障害
連作障害はどの野菜にも言えることですが、ラディッシュはアブラナ科ですので、アブラナ科の連作は避けましょう。
カリウム不足
ラディッシュは根菜です。
土壌の三大要素と言われる「窒素」「リン酸」「カリウム」のうち、根っこを成長させるのは「カリウム」ですので、カリウムが不足していると根が育ちにくいです。
肥料をバランスよく与えていればカリウム不足になることは少ないですが、原因の一つとして覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
先にも書きましたが、ラディッシュは収穫までの期間が短く、家庭菜園でも人気の野菜です。
色もキレイですし、漬け物やサラダに彩りを与えてくれます。
ぜひキレイなまん丸ラディッシュを作って、見た目も楽しんでくださいね。
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