冬野菜の定番と言えばキャベツですよね。
料理の使い勝手もいいですし、そもそも冬野菜は選択肢もあまり多くはないので家庭菜園をやっていれば冬の栽培としてキャベツに挑戦したことがある方は多いと思います。
そんなキャベツですが一番多い悩みが「結球しない」ことでしょう。
今回はキャベツが結球しない原因を紹介します。
しっかりと対策してキャベツの栽培を楽しみましょう。
原因1.土壌水分量が多すぎる
キャベツが結球しない原因の1つは、土壌の水分が多すぎることです。
他の野菜でも水のやり過ぎは生育によくないですが、キャベツも同様です。
キャベツは乾燥も嫌いますが、多湿が続くと病気にかかりやすくなり結球しなくなります。
水やりのタイミングは土の表面が乾いたらにしましょう。
頻度は少なく、1回の量を多くするのがコツです。
また、プランター栽培の場合は土が乾きやすいので気を付けましょう。
![しょちお](https://hannobiyori.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_0542.jpg)
水分量の判断が難しい方は土壌水分計を使うとよいでしょう
原因2.窒素不足
土壌の窒素が不十分だとキャベツが結球しない原因の1つになる可能性があります。
キャベツは葉物野菜ですので、葉を作るためにたくさんの窒素を必要とします。
窒素不足には気を付けましょう。
逆に窒素過多だと結球が遅れますが、あげすぎなければ大丈夫です。
肥料のバランスがわからない場合はキャベツに適した土を購入しましょう。
原因3.病気にかかっている
病気にかかると生育不良により結球しなくなってしまいます。
キャベツの病気で特に多いのがべと病です。
べと病の原因は多湿です。
密植は多湿の原因になりますので株間を十分に空けることを心掛けましょう。
また、土壌の水はけも大事です。
水はけが悪い土壌でキャベツを育てる土壌改良を目指しましょう。
もし、べと病にかかってしまった場合は治すことは難しいので発病しているキャベツは除去しましょう。
農薬を使う場合は予防策として使用しましょう。
原因4.暑すぎる
キャベツは暑すぎると葉の成長を止め、花を咲かせようとします。
これとう立ちと呼びます。
とう立ちすると結球しませんので注意が必要です。
キャベツは冷涼な環境を好みますので温度管理には気を付けましょう。
原因5.日当たりが悪い
キャベツは1日あたり最低6時間の直射日光を必要とします。
日光が不足している場合、結球しない可能性があります。
日当たりが十分でない場所で育てる場合は白マルチを使うなど、十分に光が得られるように工夫しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
キャベツが結球しないのには様々な原因があります。
当てはまることがありましたら対策をしながら栽培しましょう。
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キャベツは大きな野菜なので収穫の喜びもひとしおです!
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