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(使い方)
ラディッシュの特徴
二十日(はつか)大根とも呼ばれるラディッシュは、種まきから1カ月ほどで収穫できます。
はじめての家庭菜園には超オススメの育てやすい野菜です。
時期を問わず育てられますが、3月ごろに種をまく「春まき」、10月ごろに種をまく「秋まき」が病気や害虫の心配も少なく、気候も良いのでつくりやすいでしょう。
種まきのやり方
種まきは「千鳥まき」をオススメします。
「すじまき」を薦めるサイトも多いですが間引きが大変ですし、間引きをし損ねると形の悪いラディッシュになってしまうので、私は断然千鳥まきをオススメします。
さらに私は1穴につき種は1つでやっています。
詳細はこちらの記事を参照してください↓
種をまいた後はたっぷり水やりをします。
プランターの場合は底から水が流れるくらいあげます。
発芽する前に種が乾かないように注意しましょう。
発芽までは地温を20~25℃に保ち、発芽後に育成しやすい気温は15~20℃です。
プランターでも畑でも同じ方法で大丈夫です。
土作りのやり方
プランター栽培の場合は肥料入りの野菜用培養土を使用すれば簡単です。
畑に直まきする場合、土づくりのやり方はこちらの記事を参考にしてください。
牛乳パックで栽培することもできるので、お子様と一緒に楽しく学ぶこともできますよ。
牛乳パック栽培の始め方
側面には、お子様と一緒にシールをはったり、絵を描いた紙をはったりすると見た目も気になりません。
牛乳パックプランターができてしまえば、あとは上記にある種まき方法でできますので是非お試しください。
管理方法
間引き
すじまきなどをして株間が5cm未満に詰まっている場合は間引きをしましょう。
ラディッシュの間引きは本葉が2枚揃ったころに行います。
最後まで育てる綺麗なものを残して、株と株の間が5cm程度あくように間引きます。
間引き菜は食べられますよ!
アブラナ科の野菜はたくさん間引きをすることになりますが、間引きした葉や根もおいしく食べることができます。
お浸しや細かく刻んで漬物や炒め物、スープに入れたりしてたのしむこともできます。
土寄せ
土の表面に赤い部分が見えてきたら土寄せをしましょう。
しっかりと土寄せをしないと実割れの原因になります。
赤い部分が見えなくなるまで土を寄せれば十分です。
段まき
継続して収穫するために段まきをしましょう。
種まきから2週間後に次の種をまくと2週間おきにラディッシュが収穫できます。
病害虫対策
ラディッシュにも害虫は発生します。
ダイコンハムシやヨトウムシは、葉っぱを食い尽くしてしまいます。
また、暖かくなるとコナガやモンシロチョウが卵を産みに来ます。
よくチェックして発見したら除去しましょう。
生育期間が短いので、虫にやられてしまったらあきらめてすぐに次の種をまきましょう
水やりの仕方
ラディッシュの水やりは土の表面が乾燥したらたっぷりあげましょう。
水やりが重要になりますので、遠隔水やりができると便利です!
遠隔水やりは↓の記事を参考にしてください。
収穫のやり方
ラディッシュは種まきから1か月前後で収穫できます。
「二十日大根」という名前ですが、さすがに二十日では無理ですね。でもそれくらい早いです。
土の上に出ている根の部分がふくらんできたら収穫のタイミングです。
葉のつけ根をつまんで引き抜きます。
大きくなりすぎると皮がかたくなってしまったり、実が割れてしまったりするので気を付けましょう。
保存方法
ラディッシュは葉もおいしくいただけますが、保存する場合は葉をカットして分けて保存したほうがよいでしょう。
葉がついていると根の部分の栄養を吸収し、だんだんと伸びてしまいます。根の栄養をそのままにするためにも、葉はカットしましょう。
ラディッシュはすぐに食べるときは、生のままサラダで。たくさん収穫できたら浅漬けやピクルス漬けにするのがおすすめです。
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