以前の記事で現役SEである私が「コスパ最強ネットワークカメラ」と称したATOM Camですが、新機能が追加されたATOM Cam2が発売されましたので、実際に使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
過去の記事はこちら↓
何が変わったか?
大きく追加になった機能は以下2点です。
2.カラーナイトビジョン
主に屋外でカメラを必要とするガーデナーにとっては防水・防塵機能の追加は非常にうれしいですね。
では、追加機能を1つずつ見ていきましょう。
完全防水・防塵対応
ATOM Cam2では待望の防水・防塵対応がされました。
防水防塵については、その性能によってレベルわけがされておりますが、ATOM Cam2については「IP67」という最高クラスの防水防塵性能を持っています。
防塵性能は?
「IP67」のうち「6」の部分が防塵性能を示しており、数字が大きいほど性能が高いことを示しておりますが、防塵性能「6」は最高レベルです。
保護の程度としては、「粉塵が内部に侵入しない」というものになります。
つまり、屋外で使用してもカメラ内部に塵やほこりが入らないということです。
防塵性能については申し分なしですね!
防水性能は?
そして気になる防水性能ですが、「IP67」の「7」の部分が防水性能を示しております。
こちらも数字が大きいほど性能が高いですが、防水性能のMAXが「8」であり、防水性能「7」は最高レベルの1つ下のレベルになります。
では、防水性能「7」はどういった性能レベルになるのでしょうか。
防水性能「7」とは「既定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない」というものになります。
これは防水性能としてはかなり高いレベルのものになります。
ちなみに防水性能「8」は「製造者によって規定される条件に従って、連続的に水中に置かれる場合に適する。原則として完全密閉構造である」という性能レベルになります。
これはそもそも水中で使われることを想定した防水性能ですので、カメラとしての防水性能「7」は十分高性能なものになります。
畑に設置してみた
実際に畑に設置した様子がこちらです。
雨の当たる位置に設置していますが、梅雨の大雨にも全く問題なく稼働しています。
背面のコードの部分は以下のように穴にピッタリ入る設計になっています。
付属のケーブル以外では防水にはできませんのでご注意ください。
また、付属ケーブルのコンセント側は防水になっておりませんので、電源は雨の当たらないところから引きましょう。
ケーブルは1.8メートルですので長さが足りない場合は屋外用の延長コードを購入し、コンセントは防水のボックスに入れるなどしましょう。
カラーナイトビジョンの実力
ではカラーナイトビジョンの性能を見てみましょう。
これが日中の画像です。
同じ位置で夜10時に撮影した画像がこちらです。
ナスのつぼみを撮影していたのですが、夜になるとナスはほぼ見えなくなってしまいました。
でも後ろの家の部分は夜にも関わらずくっきり写っていますね。
どうやらカラーナイトビジョンにはある程度の光源が必要なようです。
それでも、初代のATOM Camでは真っ暗で何も映らなかったので、この明るさは驚きです!
その他の新機能
双方向同時通話
その他には新機能として「双方向同時通話」が追加されています。
今までのATOM Camもスマホのマイクから喋った声をカメラのスピーカーから出すことはできましたが、スマホ側で喋っている間カメラの音声は聞こえませんでした。
ATOM Cam2では、カメラの音声を聞きながら、スマホのマイクで喋ることができるので、双方向の会話がスムーズになります。
家庭菜園においてこの機能はあまり使うことがないかもしれませんが、家の中から畑で作業している人に話しかける時にはわざわざ電話をしなくてもよいので便利かもしれません。
タイムラプス
タイムラプスは今までのATOM Camにもついていた機能ですが、日付をまたいで撮影した場合、夜中の時間帯が真っ暗になってしまうという欠点がありました。
しかし、今回のATOM Cam2ではカラーナイトビジョンが搭載されたことにより、タイムラプスの質が向上しました。
夜も映るのでより連続した映像で楽しめますね
気になるお値段は・・・?
ATOM Camは2,500円(税込)という破格のお値段でした。
ではATOM Cam2はいくらなのか・・・
なんと2,980円(税込)でございます!
これだけの機能が追加されて2,980円(税込)でございます!
待望の防水・防塵対応なので私は4個一気に買いました
公式サイトで購入できますので、こちらからお求めください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
前回「コスパ最強ネットワークカメラ」として紹介させていただいたATOM Camに新機能が追加されたATOM Cam2ですが、用途によって初代と2を使い分けることが可能になりました。
実際に両方使ってみて、改めて「ATOM Cam」「ATOM Cam2」とも「コスパ最強ネットワークカメラ」という結論に至りました。
ぜひ、家庭菜園のお供にご活用ください。
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