梅雨の雨と初夏の暖かさが入り混じる6月は野菜がとてもよく成長する時期です。
今回の記事では6月のキュウリ栽培でやるべきことを紹介します。
早ければ収穫も期待できますので、しっかりと管理をして長い収穫期間を目指しましょう。
親ヅルの摘芯
一番長くメインで伸びているツルが「親ヅル」です。
摘芯しない限り、伸びていきますので支柱やネットの頂点までたどり着いたら、先端をカット(摘芯)しましょう。
支柱が高く、収穫の手が届かない場合はちょうどいいところで摘芯してしまうのもありです。
あとは子ヅルを伸ばしていきましょう。
虫の駆除
気温が暖かいということは虫の動きも活発になってきます。
キュウリで特に気を付けるのは「ウリハムシ」という虫です。
キュウリの株に近づくとオレンジ色の羽の虫が飛び立つことがあると思いますが、それがウリハムシです。
ウリハムシはキュウリ栽培をしていると必ずと言っていいほどやってきますので、見たことがないという人はいないと思います。
ウリハムシはキュウリの葉っぱに穴を空けてしまうため見つけたら補殺しましょう。
ウリハムシは素早くなく、飛ぶのも比較的遅いので退治するのはそこまで難しくありません。
3週間おきに追肥
追肥は3週間に一回の頻度でやります。
そこまで多くあげる必要はないので、株元に一つまみあげれば十分です。
肥料のあげすぎはうどん粉病の原因になるので気を付けましょう。
水やりはこまめに
キュウリの水やりは多めが基本です。
キュウリは実の97%が水分ですので、水やりが重要になります。
特に砂質土壌の場合は水不足にならないよう気を付けましょう。
水不足で株全体がしおれたように見えても水をたっぷりあげると復活しますので諦めないでください。
いいサイズになったら収穫
収穫できるものはどんどん収穫しましょう。
キュウリは収穫が始まると実がどんどん成長します。
まだ収穫するには少し小さいと思っていても1週間もすれば巨大なキュウリになってしまいます。
実が大きくなりすぎてしまうとその分そちらに株の力をつかってしまいます。
家庭菜園で土日しか収穫できないなどの事情がある場合は少し早めでも収穫するか、平日に収穫することを検討しましょう。
最低でも週に2回は収穫したいですね。
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